時代錯誤な結婚観をもつ「昭和の良妻女子」

夫は3歳年上の商社マン、私は専業主婦、子どもは一男一女の二人、家は庭付き一戸建て、夏と冬には家族で海外旅行に行くのが恒例…
というような、ひと昔前の夢物語に近い理想を、本気で願っている女性に出会うことがあります。
お話させていただくと
「あら、時代はまだ昭和だったかしら?」
とタイムスリップしたような気がします。
今までさんざん現実を見てきたはずなのに、まだ時代遅れな結婚観を堂々と掲げている「昭和の良妻女子」は平成の時代にもしっかり生息しているのです。
 
「昭和の良妻女子」は基本的に、とても真面目な性質の人が多いのも特徴的。
適齢期と呼ばれる年齢になって、お相手を見つけに結婚相談所に足を運ぶ、というのは正当な流れ。
「昭和の良妻女子」は、それにのっとっているわけですから、不真面目なわけがありません。
何よりも彼女たちに素直な一面を感じるのは「母親を尊敬している」という点です。
 
本来であれば、親を尊敬するのはほめられていいことですし、見習うべきことでもあります。
ところが母親を敬う気持ちが過ぎるあまり「昭和の良妻女子」が形成されてしまい、婚期を逃してしまっている可能性もあるのです。
 
昔は「男は外で稼いできて家では威張っているもの。女は貞淑な妻として献身的に夫を支え、家ではいつでも笑顔で家族に接しているもの」
という夫婦のモデルケースがありました。
 
古式ゆかしい日本の夫婦の姿は残念ながら、今はすっかりすたれてしまいました。
かろうじて、その雰囲気が残っていたのが、今婚活を頑張っている人たちの親の世代です。
ですから「昭和の良妻女子」たちは、自分の育った家庭をお手本にして「家庭とはそういうものだ」
という刷り込みがなされてしまっているわけです。
 
実際に親からこんなふうに聞かされてきた人もいるのではないでしょうか。
「自営業よりサラリーマンのほうが結婚してからは楽よ」
「お父さんとお母さんみたいに、三つくらいの年の差があると一番うまくいくのよ」
「結婚して子どもが生まれたら、やっぱり一軒家に住まないと」
無意識のうちに、こういった発言を何度も親から聞かされているうちに、いつしか自分も同じように考えるようになっていくものです。
 
現実は、親が結婚をしたばかりの時代とは180度変わっています。
今どきは、専業主婦を希望する人も少数派ですし、戸建ての家をポンと買える30~40代の男性も限られています。
ですから、何時迄も親の世代の結婚観を引きずっているままでは、平成時代の結婚ができるようにはなりません。
 
「昭和の良妻女子」を卒業するには、今どきの結婚というものの相場観を養う必要があるでしょう。
それには、家族や姉妹でなく、第三者の話を聞くことです。
 
結婚相談所のカウンセラーの意見に耳を傾けたり、婚活セミナーに参加したりします。
これまで圧倒的に不足していたであろう、今どきの結婚観の情報を入手することで、今までの結婚観や知識を上書きすればいいのです。
そうすることによって、必然的にパートナーに求めることも無理のない現実的なものに変わってくるでしょう。


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このBLOG記事を書いた人

高島 由希
高島 由希はなみずき 代表
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