人は誰でも理想の人と結婚したいのは当たり前
結婚相手を探すということは果物屋さんに山盛りに積まれた美味しそうなリンゴの中から
「どれが一番美味しくて、品質がよくて、見た目も他よりも優れているか、どれが一番得をするか」
と選び出すような作業とはまったく異なることを知らなくてはいけません。
キュウリを好きになりながら、ナスのようになれ、とか
リンゴが好きだけど、ミカンの良さも見せてよ、とか
ありのままのお相手を受け入れることができない欲の深い人は結婚相手は見つからないと思います。
その理由は簡単で、人は誰でも「ありのままの自分」を認めて欲しい生き物だから。
真の「結婚相手」とは誰と結婚をするのが一番「損か得か」ではなく、一緒にいると自分らしくなれるのか、ほっと落ち着けるのか、だと思います。
自分が求めるものを相手が持っていて、相手が求めるものを自分が持っている。
それらを与え合うことをお互いが必要だと感じることだと思います。
その意味では、自分の学歴や家柄だけではなく、自分自身の人間性、人格、性格、などをよく知る必要があるでしょう。
自分を見失っている人は結婚相手を見つけるのは難しいでしょう。
自分を見失うとは、常に人の意見に振り回されたり、常に人の評価を気にしたり、自己肯定感が持てない人。
心のそこから人を好きになれないし、自分も好きになれない人。
近頃の婚活事情は、自分の学歴、職業、家柄のみで勝負しようとする人。
また「完璧な人」「理想論人」なんていないと口では言いながら、心の奥底では自己矛盾を抱えている人が多くいます。
劣等感を優越感と思い違いをして、理想の人ばかり追いかける。
条件のいい人と結婚をしなければ「自分の価値が下がる」と信じているので自分に目が向かないで、相手の条件ばかりに目が向く。
その結果「ありのままの自分」を気に入ってくれない人を追いかけるのは止めましょう。
そのお相手と交際するにあたり、自分を思わず否定したくなったり、自分の存在価値を低く感じて背伸びしたり、コンプレックスを感じてしまうお相手を追いかけるのは止めましょう。
その思考パターンがあなたの頭に染み付き、繰り返し同じタイプの人ばかり追いかけることになるでしょう。
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