ずっと愛される私になる
高島 由希愛について考えるときに大切なこと。
それは愛とは瞬発的なものではなく、慈しみ育てていくものだということです。
私たちはどうしても、その瞬間に起きている出来事に心を奪われてしまい、そのことだけに流されてしまうことがあります。
例えば彼と些細なことでケンカしてしまった。
その時のあなたは本当にその出来事が苦しく、寂しく、辛かったのです。
だからこそ、感情をぶつけて怒ったり、泣いたりしてしまったかもしれません。
けれど愛とは、こうしたことを乗り越えて育てていくものです。
よく「大切なことは失ってみなければわからない」といいます。
これは恋愛によく当てはまります。
その瞬間は自分の気持ちが先立ってしまっていて、その関係がいかに自分にとって大切なのか、すっかり抜け落ちてしまっています。
だから言ってしまって、もう元には戻れないところまできてしまって「あんなこと言うんじゃなかった。時間を戻して！」と思うこともあります。
愛とは、とても繊細で大切にしなければ壊れてしまうものなのです。
相手を気づかい、たとえ感情的になることがあったとしても「ごめんね」とすぐに相手の大切さを思い出し、もう一度一緒に生きていけるようにお互いに協力し合うこと。
すれ違いが起きてケンカになったら「なぜ相手のことが嫌だったんだろう？」と考えながら、時間をかけて相手を知り、改善しあっていくこと。
お互いに理解し、関係性を深めていくのが本当の愛なのです。
一瞬で恋に落ちて…
一瞬で相手のものになって…
という関係は、その瞬間、あるいは数年はいいのですが、その後刺激が失われてしまうと、継続することが難しくなってしまうかもしれません。
美しい在り方を身につけましょう。
美しい在り方が身につけば、物事や相手の態度に一喜一憂することなく、いろんな状況に対応できる力がつきます。
いつも大切なことを忘れない、思いやり深いあなたになることで、ゆるぎない愛を育てていくことができるんです。
もしもあなたが年老いて今の美しさや肌のハリがなくなったとしても、二人で築きあげた愛が失われることがありません。
たとえ病気になってしまったとしても、慈しまれ、大切にされる、本当の深い愛が生まれのです。
それは、あなたがどんな家庭で育ったとしても、過去にどんな苦しい恋愛をしてきたとしても、関係ありません。
健やかるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、目の前にいる男性を愛し、敬いあい、慰めあい、助けあい、その命ある限り真心をつくすことを誓いあう。</p必ずこうした理想の関係を手にすることができるのです。
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